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大腸がん検診について

#検診#精密検査
公開日2024.10.10

この記事は、がん情報サービスの記事です。

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1.大腸がん検診とがん予防

大腸がんはわが国のがんによる死亡原因の上位に位置しており、罹患する人(かかる人)は40歳代から増加します。

検診で早期に発見して治療することにより、大腸がんで亡くなることを防ぐことができます。検診は自覚症状がないうちに受けることが大事です。早期の大腸がんは自覚症状がないことが少なくありません。

血便、腹痛、便の性状や排便の回数が変化したなどの症状がある場合には、検診ではなく、すぐに医療機関を受診してください。

現在、大腸がんや前がん病変で治療中の方は、治療終了後に、いつ検診を再開するかを主治医とご相談ください。また、その他の大腸の疾患で現在治療中の方は、がん検診を受診するかどうかを主治医とご相談ください。

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2.大腸がん検診の方法

1)対象年齢と受診間隔

40歳から、1年に1度定期的に受診してください。
検診の利益(大腸がんで亡くなることを防ぐ)と、不利益(偽陰性、偽陽性、過剰診断、偶発症など)のバランスの観点から、上記の対象年齢と受診間隔を守って、以下の「2)検診項目」にある検査を定期的に受けることが大事です。

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がん検診について 2.どんながん検診を受けるべきか

2)検診項目

便潜血検査(2日法)

2日分の便を採取し、便に混じった血液を検出する検査です。がんやポリープなどの大腸疾患があると大腸内に出血することがあり、その血液を検出します(通常は微量で目には見えません)。

3.大腸がん検診の判定後の流れと精密検査

1)検診の判定

(1)がんの疑いなし(精密検査不要)と判定された場合

検診の結果、「がんの疑いなし(精検不要)」と判定された場合は、次回(1年後)のがん検診を受けてください。血便、腹痛、便の性状や排便の回数の変化があらわれた場合は、次回の検診を待つのではなく、すぐに医療機関を受診しましょう。

(2)がんの疑いあり(要精密検査)と判定された場合

検診の結果、「がんの疑いあり(要精密検査)」と判定された場合は、必ず精密検査を受けてください。大腸がんは毎日出血しているわけではありませんので、1日分でも便潜血検査陽性となったら精密検査を受ける必要があります。なお、便潜血検査をもう一度受けることは精密検査の代わりになりません。

大腸がんがあっても症状が出ないことはよくあります。「次回の検診まで待とう」、「症状がないから大丈夫」などと自己判断はしないようにしましょう。もともと痔がある場合でも、痔が原因で出血しているのか、あるいは大腸がんやポリープのために出血しているのかは精密検査をしないと分かりません。自己判断をせずに、必ず精密検査を受けましょう。

最近受けた大腸内視鏡検査で異常なしだったが、その後の便潜血検査でがんの疑いあり(要精密検査)となった場合

人によっては大腸に病変がなくても繰り返し便潜血検査が陽性になることがあります。直近の大腸内視鏡検査で異常がなく、その後の便潜血検査で陽性だった場合に、再度精密検査(大腸内視鏡検査)を受ける必要があるかについてはまだ国として方針が決まっていません。精密検査を受診するか迷っている場合は、前回大腸内視鏡検査を受けた際の担当医とご相談ください。

2)精密検査の方法

一般的な精密検査は、全大腸内視鏡検査、大腸内視鏡検査と大腸のX線検査の併用法(全大腸内視鏡検査が困難時)、または大腸CT検査です。

(1)全大腸内視鏡検査

  • 大腸がんの精密検査で最初に行われるのは全大腸内視鏡検査です。
  • 下剤で大腸を空にしたあとに肛門から内視鏡を挿入して、直腸から盲腸までの大腸の全部位を観察し、がんやポリープなどの病変の有無を確認します。
  • ポリープが見つかった場合には、状態(大きさ、形態)によって治療を行う場合もありますし、微小ポリープが見つかった場合などには、治療をせずに次回の検診での受診になることもあります。
  • 必要に応じて組織を採取し、悪性かどうか診断します。
  • まれに出血や穿孔せんこう(腸に穴が開く)などが起こることがあります。
  • 大腸の奥まで観察することが困難な場合は、X線検査を行います。

(2)大腸のX線検査(大腸内視鏡との併用法)

  • 大腸全体を内視鏡で観察することが困難な場合には、内視鏡が届かない奥の大腸をX線検査で調べます。
  • 大腸のX線検査は、下剤で大腸を空にしたあとに、肛門からバリウムを注入し、空気で大腸をふくらませて大腸全体のX線写真をいろいろな方向から撮影する検査です。
関連情報
X線検査とは

(3)大腸CT検査

  • 肛門からガスを注入し大腸を拡張させ、X線で撮影する検査です。
  • この撮影により得られた大腸の3次元画像や通常のCT画像を基に、がんやポリープがないか調べます。
関連情報
CT検査とは

こちらのちらしでは、働く世代の方に向けて、各がん検診について知っていただきたいポイントを、コンパクトにまとめています。

  • 胃がん検診
    胃がん検診
  • 肺がん検診
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  • 乳がん検診
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  • 大腸がん検診
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  • 子宮頸がん検診(細胞診)
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    (細胞診)
  • 子宮頸がん検診(HPV検査単独法)
    子宮頸がん検診
    (HPV検査単独法)

こちらのちらしと動画では、働く世代の方に向けて、適切ながん検診の受け方とその内容について解説しています。

  • がん検診の適切な受け方
    がん検診の適切な受け方
  • 「がん検診の適切な受け方」紹介動画
    「がん検診の適切な受け方」紹介動画
関連情報
がん検診の企画・運営に携わる方のための参考情報

作成協力

こちらのページは、国立がん研究センター研究開発費「働く世代におけるがん検診の適切な情報提供に関する研究(2021-A-22)」の研究成果を基に作成されました。

関連情報
編集委員・作成協力者・作成委員 大腸がん検診について
出典:国立がん研究センターがん情報サービス「大腸がん検診について」外部サイトへのリンクを開く
更新日2024.09.20
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