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主治医の先生とどう話せばいいんでしょうか?

#がん相談支援センター#医師との会話#相談
公開日2026.04.06

ayumoとは?

ayumoは、一緒に少しずつ学びながら、自分らしい生活を見つける取り組みです。

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がん相談支援センターなどの相談の現場では、日々、患者さんからさまざまな声が寄せられています。相談員は、そうした不安や迷いを受けとめながら、患者さんの思いを少しずつ整理していけるよう、一緒に話を進めていきます。

がん相談支援センターとは

不安な気持ちをうまく言葉にできません

不安な気持ちをうまく言葉にできないからといって焦ったり、自分を責める必要はありません。 気持ちを整理するには時間がかかるものなのです。

まずは今感じている素直な気持ちをがん相談支援センターの相談員や医療スタッフ、主治医にそのまま伝えてみましょう。

がん相談支援センターは、 言葉にならない思いを一緒に整理しながら診察に向けた具体的な準備のお手伝いをしています。「自分が本当に大切にしたいものは何か」を考える過程で、自分の意思や伝えたい言葉が見えてくることもあります。

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「がん相談支援センター」で相談できることの例と利用者の声 1. 「がん相談支援センター」で相談できることの例

「来週までに決めてきて」と言われましたが、どうすればいいでしょうか?

十分な情報がないまま「治療法を選んでください」と言われると、どれを選べばよいのかわからず、迷ってしまうのは自然なことです。治療を考えるときは、 医学的な情報だけでなく、「今の生活をできるだけ続けたい」「副作用のリスクはできるだけ避けたい」など、ご自身が大切にしたいことを整理することが助けになる場合があります。

もしひとりで決めることが難しいと感じたときは、がん相談支援センターなどで、「何が心配で決められないのか」を 一緒に整理することもできます。

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治療法を考える

先生の話がよく理解できていないのに、ついわかったフリをしてしまいました

診察中に質問できなかったり、診察後に疑問が浮かんだりしても焦る必要はありません。

そんなときは、看護師や相談員などのスタッフに「先生からこのような説明を受けましたが、

こういう意味でしょうか?」と確認してみましょう。医療スタッフは、患者さんが説明を理解できるように補足したり、言葉を整理したりする役割も担っています。

「わかったつもり」のまま進んでしまうと、患者さんにとっても、主治医や医療スタッフにとっても望ましい状況とはいえません。気になることがあれば、次の診察で改めて主治医に質問してもよいでしょう。

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医療者とよい関係をつくるには 2. 質問事項はメモを持参してみましょう

治療方針を決めるとき、先生に知っておいてほしいこともあるのですが…

治療方針を考えるときには、 医学的な情報だけでなく、家族や仕事、趣味や生活のことなど「あなたが大切にしていること」も重要な手がかりになります。

最近では、患者さんと医療従事者が一緒に治療方針を考える「SDM(共同意思決定)」という考え方が重視されています。

「個人的な話かもしれない」と遠慮せずに伝えることで、医療従事者も生活背景を理解し、患者さんにとって無理のない治療の進め方を一緒に考えやすくなります。また、今大切にしていることを言葉にすることで、自分にとって納得できる治療を選びやすくなることもあります。

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医療者との対話のヒント 2. 医療者に、あなたの意思を伝える

こんなちっぽけなこと、先生に聞いていいんでしょうか

「ほかの患者さんも待っている」「先生も忙しそう」そんなふうに感じて、質問を遠慮してしまう方は少なくありません。ですが、ご自身の痛みや不安は、 治療を続けていくうえで決してちっぽけなことではないのです。

主治医に直接聞きにくいときは、看護師やがん相談支援センターの相談員に話してみる方法もあります。相談員が疑問を整理し、主治医へ橋渡しするサポートを行うこともできます。「こんなことを聞いてもいいのかな」と感じることこそ、相談支援センターなどで率直な言葉にしてみましょう。話してみることで、安心につながることもあります。

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がんに携わる“チーム医療”を知ろう 2. あなたの「声」がチーム医療の利点を生かす

本当は些細なことでもたくさん話したいのですが…

たとえばペットのことや趣味のことなど、 一見すると治療とは関係がないように思える話の中にも、 あなたを支える大切な力や、ケアのヒントが隠れていることがあります。

診察時間の中ですべてを話すのは、 難しいこともあるかもしれません。医師との診察では、どうしても治療や検査の説明が中心になりがちです。

そんなときは、がん相談支援センターで、雑談も含めてゆっくり話をすることができます。相談員は、患者さんのお話を伺いながら、気持ちや考えを整理するお手伝いをしています。

もっと知りたい方はこちら
「がん相談支援センター」で相談できることの例と利用者の声 1. 「がん相談支援センター」で相談できることの例


がんの治療中、状況や気持ちが揺れ動くのは自然なことです。迷いが生まれたり、不安で立ち止まったりすることも、決して特別なことではありません。そんなとき、あなたの思いを言葉にし、一緒に考えてくれる相談先があります。

状況や気持ちは人それぞれ違い、必要な情報やサポートも同じではありません。「こんなことで相談してもいいのかな」と感じるようなことでも大丈夫です。少し立ち止まって思いを言葉にしてみることが、納得できる治療や選択につながることもあります。小さな疑問や不安でも、気軽に相談してみてください。

取材協力:岐阜大学医学部附属病院

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この記事の監修者

佐藤 太郎(さとう たろう) 先生
大阪大学医学部附属病院 がんゲノム医療センター 准教授
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1993年弘前大学医学部卒業。内科医、米国での研究留学を経て、近畿大学腫瘍内科へ。2011年より大阪大学大学院医学系研究科に在籍。2023年4月より現職。胃がん、大腸がんなどの消化器疾患の抗がん剤治療や緩和ケア、がんゲノム医療を中心に診療を行っている。

参考資料

  • 国立がん研究センター がん情報サービス「医療者とよい関係をつくるには」
  • 国立がん研究センター がん情報サービス「医療者との対話のヒント」
  • 国立がん研究センター がん情報サービス「「がん相談支援センター」で相談できることの例と利用者の声」
  • 国立がん研究センター がん情報サービス「がんに携わる“チーム医療”を知ろう」
  • 国立がん研究センター がん情報サービス「治療法を考える」

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