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大腸がん

生存率を知る〈大腸がん〉

#ステージ#生存率
公開日2023.05.24

大腸がんは、男女ともにかかる人の多いがんのひとつです。もともと欧米人に多いがん種ですが、近年、日本においても増加傾向にあります。その理由のひとつとして挙げられるのが、食生活をはじめとするライフスタイルの欧米化であり、大腸がんは生活習慣の影響が大きいがんと言えます。ここでは、大腸がんの生存率について見ていきます。


生存率とは?


がんの診断から、一定期間が経過した後に生存している割合を「生存率」といいます。


生存率は、「治療によってどのくらい生命を救えるか」を客観的に示す重要な指標のひとつで、その値が100%に近いほど、適切な治療を行うことで命を救える可能性が高いことを意味しています。


中でも、診断から5年後の数値である「5年生存率」は医療現場においてよく使われます。なお、生存率は、死因ががんであるかどうかに関係なくすべての死亡を含めた「実測生存率」と、がんによる死亡のみを抽出した「相対生存率」に分けられます。


大腸がんのステージ別生存率


がんには「ステージ」という進行の程度を知るための目安があり、大腸がんでは日本大腸癌研究会の分類に従ってステージ0〜ステージ4の5段階に分けられます(がんのステージについて詳しく知りたい方はこちら)。


下のグラフは、ステージ別に見た大腸がんの5年生存率(相対生存率)です。


国立がん研究センターがん情報サービス「院内がん登録生存率集計」より作成

※ステージ0は5年生存率97.6%


大腸がんの5年生存率は以下のとおりです。


【大腸がん 5年生存率】

・ステージ0 97.6%

・ステージ1 94.5%

・ステージ2 88.4%

・ステージ3 77.3%

・ステージ4 18.7%


大腸がんのステージ1での5年生存率は、94.5%に上ります。ステージが進むとともに生存率が低下していくため、早期発見・早期治療が重要となるのです。


治療で長く生きることがのぞめるがん


大腸がんは、手術などでがん(病巣)を取り除くことで長く生きることものぞめる病気です。また、検診の際に発見された場合、進行がんでも病巣を切除することで長期生存の可能性が高まるとされています。がんの場所や進行具合によりがんを全て切除することが難しい場合でも、抗がん剤治療などの薬物療法を先に行うことで、切除できるようになるケースもあります。

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この記事の監修者

佐藤 太郎(さとう たろう) 先生
大阪大学医学部附属病院 がんゲノム医療センター 准教授
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1993年弘前大学医学部卒業。内科医、米国での研究留学を経て、近畿大学腫瘍内科へ。2011年より大阪大学大学院医学系研究科に在籍。2023年4月より現職。胃がん、大腸がんなどの消化器疾患の抗がん剤治療や緩和ケア、がんゲノム医療を中心に診療を行っている。

参考資料

  • 国立がん研センター 中央病院「大腸がんとは」
  • 大阪循環器病予防センター「大腸がんについて」
  • 国立がん研究センターがん情報サービス「最新がん統計のまとめ」
  • 国立がん研究センターがん情報サービス「大腸がん患者数(がん統計)」

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